動体視力の鍛え方 |
トレーニングを開始して1〜
2週間で、武者視行の操作に慣れていただいけると思います。ただし、この間は武者視行の使い方をマスターしたに過ぎません。普段使わない目の動きや指動作に慣れるために費やした期間だと考えてください。2週間後からが本当の意味での動体視力トレーニングとなるのです。全種目がレベル10をクリアするまで、もしくは最低2〜3ヶ月間トレーニングを継続してください。 週3〜5日、1日20分程度のトレーニングが理想的です。長時間の使用は目にも負担をかけますし、集中力が続きません。脳トレーニングは、だらだらと長時間やっても意味がありません。短時間に集中して効率良くトレーニングをしてください。なお、一定の効果を得たと判断され、その現状維持を目指す場合は、週1日10分程度のトレーニングを継続してください。 |
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テストの記録を高めるコツ |
「テスト」の記録が伸び悩んだ時は、「トレーニングモード」で、現状到達レベルより1〜3ランク高いレベルにチャレンジしてみてください。脳により高速な情報を送り込み、負荷をかけてやることで、脳をそのスピードに順応させるのが狙いです。例えば、テストでレベル5をクリア出来ないときに、レベル7のトレーニングをしばらく行います。すると、レベル5に戻ったときに、そのスピードが遅く感じます。そして、いつのまにかレベル5がクリアできてしまうことがあります。高速道路を100km/hで走った直後に一般道を40km/hで走ると非常に遅く感じられるのと同じ原理です。脳はより高速・大量な映像情報を送り込むと、それに順応していく性質をもっているのです。このような脳の働きを活用して、自らの潜在能力を徐々に呼び覚まさていってください。 |
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周辺視トレーニング |
レベルが上がっていくにしたがい、目をキョロキョロと動かしながら探していては間に合わなくなります。画面の中心を見据えたままで全体を見るイメージをもってください。画面表面より5〜10cm先を見据えるようにすると、少し画面はぼやけて見えますが、より広範囲に画面全体を見渡せるようになります。剣道ではこのような眼の使い方を「遠山の目付け」と言います。この目付けを体得すれば、見落とし(死角)も減ります。
レベル6以降くらいから、見てここだと確信して回答するのではなく、勝手に指が動いて回答しているという感覚になるはずです。これは、見て判断するまでの時間が限りなく短縮され、見ると同時に身体が反応する新しい神経経路がつくられた証拠です。 また、異物を見つけ出すとか探すといった感覚ではなく、心の中で変化を感じたり、察するといった感覚になれば成功です。「ボールを見るのではなく、感じる。敵の攻撃を見るのではなく察する。」といった感覚です。 |
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跳躍視トレーニング・追従視トレーニング |
このトレーニングでは、しっかりと眼球を動かすことを意識してボールを目で追ってください。眼球の周りにある眼筋を鍛え、眼球を速く正確に動かせるようになるためのトレーニングです。眼球を素早く正確に動かすことができれば、広角の範囲での映像情報を素早く適確にキャッチできるようになります。
この時、頭や首を動かさないように固定してください。頭や首を動かすと視点がぶれてボールのスピードに追いつけなくなります。眼だけを動かした方が速いのです。最初の頃は目の奥に疲れを感じるかもしれませんが、心配いりません。これは普段使わない眼筋を使うため筋肉疲労を起こしているからです。トレーニング後は目に十分な休息をとるよう心がけてください。
なお、キーを押す際、力むと腕や手が疲れるばかりで記録は伸びません。リラックスすることが重要です。リラックスしながらも、同時に一瞬の変化を逃さないという適度な緊張感も保ってください。リラックスと緊張感のバランスをうまくとるための、メンタルトレーニングの一環としても取り組んでみてください。なお、反射神経を鍛えるために、キーは押したら直ぐに引いてください。 |
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